現在の敬老の日の由来は、1947年、
兵庫県多可郡野間谷村(現在の八千代町)の門脇政夫村長が提唱した
「としよりの日」が
始まりとされています。
これが1950年からは兵庫県全体で行われるようになり、
1954年には国民の祝日として制定され、
全国で祝うようになりました。
やがて「国民の祝日法」が改正されることとなった
1966年、「建国記念の日」
「体育の日」と共に国民の祝日と制定された際に、
現在の「敬老の日」と
名称が改められました。
なお、起源としての諸説には、
聖徳太子が現在の
大阪市に悲田院(ひでんいん)という身よりのない老人や病人、
貧しい人たち救うための施設を開いた
日にちなんで制定されたという説や、もしくは元正天皇が
717年に年号を「養老」とし、養老の
滝に御幸した日、または高齢者に贈り物をした日であるという
説もあります。