新生活を応援!自分でできる防音対策 アウトレット
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床の防音

床の防音の基本

床の防音対策はまず防音カーペットから

フローリングの床はカーペット貼りの床の4倍音が響くというデータがあります。

また、集合住宅での騒音問題で訴訟になり140万円の損害賠償請求をされたという例もあります。

普段の生活音はお互いのマナーの問題でもあります。

迷惑をかけてもかけられても嫌ですよね。

ピアリビングにも毎日音の問題でたくさんのご相談メールがきます。

ピアノを始めたら、子供さんが走り回りだす年齢になったら、

新生活がスタートしたら防音対策しましょう。

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床衝撃音について

集合住宅の騒音で問題となるのは床衝撃音です。

床衝撃音には軽いものが落ちたり、堅い靴で床を叩くときなどに発生する 「軽量床衝撃音」と、子供が飛び跳ねたりして 起こる「重量床衝撃音」とがあります。

軽量床衝撃音はカーペットや畳など柔らかい床仕上げで対応できますが、重量床衝撃音に対しては床施工を工夫して、衝撃が躯体(柱等)に到達しないような、構造的な改善が必要となることを念頭においてください。

フローリングやクッションフロアの場合

まずは「静床ライト」

まずは簡単にできる対策、防音カーペット「静床ライト」を敷くことをおすすめします。

静床ライト施工例

足音にも効果のある静床ライトは、通常の防音カーペットとどう違うのでしょうか? バッキン(振動を吸収する部分)をご覧ください。

フローリングやクッションフロアの場合

バッキング部分が実は立体になっていますので、しっかり振動を吸収してくれます。

施工はタイルを置いていくだけ、家具があっても動かさずに床部分に敷くだけなので簡単です。

プラス遮音マットで効果大

図解

当店のオススメはなんと言っても静床ライトですが、それだけでは不安な場合は、

ゴム製の遮音マット(P防振マット)+静床ライトをおすすめしています。

フローリングやクッションフロアの場合

階下からの音対策

フローリングやクッションフロアの場合

遮音マット+静床ライト、遮音には重さが必要です。

面密度の高いものほど効果があります。

*色うつりが気になる場合は養生シート等を挟んでください。

畳の場合

フローリングやクッションフロアの場合

静床ライトや遮音マットは気密性があるので、湿気が多い場合通気をよくしないとカビの発生のおそれがあります。

また畳の下は厚みをとれないので薄くて通気性の良いタイプのマットを畳の下に敷きます。

階下への音対策

図解

薄手のゴム製のマット(P防振マット5mm)→畳→サウンドガードカーペットなど1枚ものの防音カーペット。

*畳の振動は畳と下地の板がカツカツあたって階下に響く場合が多いのでゴム製のマットでかなり軽減できます。

階下からの音対策

図解

床下地→遮音マット→畳→サウンドガードカーペットなど1枚ものの防音カーペット

オーディオなどの防音対策

スピーカー写真

オーディオなどの重低音の場合は、音が響くので振動対策が必要になります。

スピーカーの下にゴム製の遮音マット等をする、防音カーペットを部屋全体に敷きつめるのが理想です。

高音域に比べて音が響き易いので、窓、壁、隙間などはしっかり対策して下さい。

ペットの足音対策

静床ライト施工例

防音タイルカーペット「 静床プレミア」をおすすめします。汚れた部分だけ洗濯、取り替えが簡単にできます。

カットパイルなので、爪がひっかかりにくく、ペットをケガから守ります。

部分敷きの場合、ずれることがありますので、「吸着カーペットテープ30」等で固定することをおすすめします。

窓の防音

窓の防音の基本

窓の防音、その前にチェック

外からの音は窓からのみ入るとは限りません。

換気扇や水道・下水の配管を通してなど他から音が入れば 音が聞こえるように感じます。

「せっかく窓を防音したのに効果がなかった」ということがないように、いま一度室内をご確認ください。

また車の音や工事の音などの、 振動を伴う音の防音は無理とお考えください。

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そもそも、窓の防音は難しい・・・

窓は薄いものなので、ガラス一枚ではどうしてもそこから音が逃げていきます。

部屋の開口部ですので、壁で防音するのとは一味違います。カーテンだけで防ぐなら、

・防音レースカーテン

・防音カーテンライナー

・防音カーテン

の三重構造にして、ようやく静かさが実感できるようになるほどです。

完全に窓からの音を防ぎたいなら、

・窓用ワンタッチボード

のご使用もお勧めいたします。

防音カーテンのポイント

防音カーテンには、重さが必要

よくホームセンターなどで取り扱っている、「防音カーテン」を謳う製品を手に取ってみてください。

それは ズッシリと重いですか?

「音」というのは空気を震わす圧力なので、それをしっかり受け止めて対抗(遮音)するには重い物体で受け止めるが必要です。

壁レベルには重い物質でないと、容易に音に負けてしまうことはお判りいただけるかと思います。

防音カーテンは重くなければなりません。

吸収+遮断の多層構造が必要

しかも、その物体の前に、音を乱反射して吸音する柔らかい素材も必要です。

この柔らかい素材で音をできるだけ吸収し、最後に重い素材で外への漏れをブロックするわけです。

そこで、ピアリビングが防音専門店としてお勧めするなら、下記のようなカーテン構造が必要と考えます。

正しい防音カーテンの構造

部屋の中を向く吸音布の向こうには、ずっしり重い遮音布があります。

その間には空気の層ができるので、これも重要な遮音構造を形成します。

遮音布にはアクリル樹脂を塗布して遮音コーティングを行います。

この三重構造によって、本当に満足のいく防音カーテンが出来上がります。

これを実現したのが、弊社で一番人気の防音カーテン「コーズ」です。

ワッフル生地に、重要な意味

当店がお勧めする、防音カーテン「コーズ」の表面は、拡大するとボコボコとしたワッフル構造になっています。

このワッフル生地が、重要な吸音層を形作ります。

音の圧力を多数の孔(あな)でしっかりと受け止め、織りの合間で音のベクトルを徐々に跳ね返しながら、最終的に吸収していくイメージです。

カーテンコーズのワッフル生地が音をしっかり吸収します。

窓との間に、隙間を作らない

しかも、防音カーテンはただ吊るだけでは効き目が半減します。

せっかく性能のよい防音カーテンをかけても、横の隙間や上の隙間がある場合、そこからどんどん音がこぼれ出ていきます。

・カーテンは長めのものを。

・上部に、できればカーテンレールボックスを。

・カーテン上部のひだをなくし、窓にぴっちりフィットさせる。

・カーテン同士の重なりを作る。

といった、防音カーテンの掛け方の工夫も重要です。

カーテン上部に隙間を作らないようにしましょう。

ここまでやれば完璧・・・

カーテンを窓にクリップで止めてしまった例

「コーズプラス」で、さらに隙間知らず

さらにピアリビングでは、横の隙間を一掃するため、ダブルカーテンレール分のマチをつけた新製品「コーズプラス」を開発いたしました。

この商品ですと、ジャストサイズのカーテンをただ吊っていただくだけで、完全に窓を覆うことができます。

カーテンの横にマチがあるので、横の隙間がなくなりました。

防音カーテン+防音ライナー+防音レースカーテン

「どうしても2重サッシに変えられない」、「防音ボードなどで陽ざしがはいらなくなるのはいや」「もっと手軽に窓からの音を軽減したい」そのような場合には

「防音カーテン コーズ」+「かんたん防音ライナー」+「防音レースカーテン トル」

の合わせ技をおすすめします。

空気層が2段できるので、カーテンといえどもかなり効果が高くなります。

カーテンで防音しよう

プロ仕様の防音カーテン

図解

カーテンというより窓枠に防音布をマジックテープで固定し、窓をべったり覆ってしまうタイプなので、カーテンの開閉はしない窓向きです。

防音カーテン+防音レースカーテン

図解

開閉が頻繁な窓向け。

ただし音漏れしないようにドレープはつけず、窓をべったり覆うようにします。

お手持ちのカーテンでなんとかしたい

今のお気に入りのカーテンに手軽に防音機能をプラスできないか?

とお考えの場合は、「カーテンコーズ」の三重構造を活かした「かんたん防音カーテンライナー」のご利用もお勧めです。

かんたん防音ライナー

この商品はピアリビングが独自開発したもので、「カーテンコーズ」に市販のカーテンの多彩さをうまくプラスできる、便利な防音アイテムです。

「カーテンを一から取り替えるのは敷居が高 い...」とお悩みの方は、この商品から窓の防音をスタートしてみませんか?

窓自体をなくしてしまいたい

「カーテンどころか、窓を埋めてしまいたいが、賃貸物件でそんなわけにも行かず...」

という場合、ピアリビングではオーダーメイドで「窓用ワンタッチ防音ボード」というアイテムを製作承っております。

図解

この商品は、窓にぴっちり合うサイズの防音ボードを、取っ手と隙間を塞ぐゴムパッキンをつけて製作させていただくものです。

弊社の大人気商品「ワンタッチ防音壁」を窓用にアレンジしました。

窓用ワンタッチ防音ボード

傾いた窓枠や桟(さん)などとの兼ね合いもしっかり調整しながら製作いたしますので、ぜひ正確

に窓を計測した上で、オーダーお見積をご用命ください。

壁の防音

壁の防音の基本

壁の防音は「吸音材」と「遮音材」の組み合わせ、これがキホンです。

壁の防音の基本

隣室への音漏れ対策

部屋写真

以前は「GL工法」といって石膏等と接着剤を混ぜて練ったものを団子状にして、 コンクリート壁面に直接だんご状に点付けし、その上からプラスターボードなどを圧着する工法が大変多かったた め、コンクリート壁とボードの間に空間が出来ることにより、音が太鼓のように共鳴(共振)して 増幅され、上下階・隣接住戸間 の防音性能が低下して音がかえって響きやすくなってしまっていました。

そのため当時の建設物はどうしても壁からの音がよく響く構造になっている場合が多いです。

床の次に多い音の問題になっています。

壁の対策は大がかりになりますので、まずは家具の配置を考えてみましょう。

音の気になる壁面に家具をおいてしまうことで、音が気にならなくなる場合があります。

それでも気になる場合は家具と壁の隙間に吸音材を挟んでしまうのもアリですね。

ロックウールボードGCボードなどの吸音材を使います。

ワンタッチ防音壁

難易度 ★☆☆☆

図解

グラスウール(吸音材)で遮音シート(遮音材)をサンドしたオーダー製作商品となりますので、より効果的な鉛シートに変更することもできます。

一番簡単な防音用のボードです。

吸音材+鉛シート

難易度 ★★★★

図解

MGボード(ロックウール吸音材)又はGCボード(グラスウール吸音材)+鉛シート(遮音材)シートやボードの設置施工ができる方向けです。

鉛の効果は高いですが重いです。

鉛は表面材としては使えないので技術・知識のある方向けです。

オーディオなどの反響音対策

スピーカー写真

部屋全体に音が反響する場合、壁2面ほど吸音効果のあるものを使うと、音がクリアになります。

ファインヴェールでの施工、GCボード、MGボード、ウレタン、ワンタッチ防音壁など吸音性のあるものを使います。

壁全体ではなくても、音の反響具合に合わせて一部に貼り付けるだけでも効果があります。

オーダー防音商品